トレードにおける『メンタルコントロール』の真実
トレードで勝つためには、手法・やり方が重要なのではなく、『メンタル』・『マインド』が非常に重要である、というのはよく聞く話だと思います。
ではなぜトレードにおいて、『メンタル』・『マインド』が重要なのでしょうか？
そしてトレードにおける『メンタル』・『マインド』とは何でしょうか？
トレード経験者であれば、トレードでのメンタルコントロールというと、エントリーする際の恐怖心を取り除く、逆行や含み損に耐える精神力、等々を連想されるかもしれません（私がそうでした）。
結論から申し上げますと、究極的にはトレードではメンタルコントロールは必要はありません。
矛盾するように聞こえるかもしれませんが、トレードでは、『自分の性格に合った期待値の高いトレードルールを、ルール通り淡々と実行する力』が必要になります。
しかしながら、余計な感情が邪魔をして、ルール通りできずに利益どころか損失を増やしてしまう。
分かっていてもできない、この部分が重要であり、この部分が一番難しいところです。
『余計な感情』とは、「エントリーして逆行したらどうしよう」「連敗したらどうしよう」「また今回も負けるのか」といったマイナスの感情です。
生きていくためにお金は必須であり、その意味ではお金は命と同等のものともいえます。普通に考えると、その重要なお金が減る苦しみは相当なものです。
損切りしないといけないと思っても、どうしてもできない、というのは仕方のないことです。
“普通は”。
ちなみに私の場合は、金額の大小に関わらず、「負けること」そのものが苦痛で、逆行した瞬間から怒りの感情が湧いていました。
自分を否定する感情が根底にあり、さらには自己評価が低いこと、そうなった過程に問題がありました。
相場の世界では、『普通』の内容が異なります。相場の世界での『普通』とは、確率で物事を考え、損失は経費として受け容れることです。
しかも相場は自分の力ではどうすることもできません。相場をコントロールすることは、普通は不可能です。『自分ではどうすることもできないものを受け容れる力』が求められます。
では、その『受け容れる力』はどうやって身につけるのでしょうか。トレードの妨げとなる余計な感情は、どのように湧いてくるのでしょうか。
その元となる信念・観念はどのように形成され、書き換える術はあるのでしょうか。
信念・観念を書き換える方法
感情は、これまでに形成された信念・観念から生まれます。トレードの妨げとなる余計な感情も同様です。
信念・観念の形成は、多くの場合、幼少期の生育環境の影響を受けています。
それが、潜在意識下（深層心理、心の底）に収まり、良くも悪くも強固なものとして機能してしまいます。
幼少期の環境は人それぞれで、形成される信念・観念は様々です。それが悪い方に機能する場合、個別に、ひとつひとつ丁寧に解決する必要があります。
しかし、これは簡単なことではありません。
『潜在意識』という言葉が出ましたが、この潜在意識というものが大きなポイントとなります。
私達が感情表現を含む意思決定をする場合、明確な意思のもとに決定していると思われますが、人間の意識には大きく『顕在意識』と『潜在意識』の２種類があると言われており、顕在意識と潜在意識の割合は１：９ともいわれ、つまるところ多くは自分で意識することができない潜在意識に突き動かされて意思決定をしていることになります。
つまり、潜在意識下で考えていることが実現されることになり、潜在意識において何を考えているかが非常に重要になります。
成功したい、儲けたい、と思っているつもりで、潜在意識では自分なんて成功できない、自分には成功する価値がない、トレードで儲けることは悪である、といった真逆の考えを持って、それを実現してしまっている場合が多くあります。
自分で気づいていないこともあるので、本当に厄介です。
潜在意識下の信念・観念を書き換えるのは、並大抵ではありません。私もさんざん彷徨って、様々な方法を試しました。効果が実感できないもの、実感ができても持続しないもの、色々と経験できましたが、潜在意識にアクセスでき、効果が実感・持続するものは『催眠療法（ヒプノセラピー）』でした。
催眠療法（ヒプノセラピー）は本当に効果あるの？
催眠療法は怪しくない？ 怖くない？ 本当に効果あるの？ というご質問をいただきます。
まず、『催眠術』との違いですが、催眠術は、ショー的な、人を楽しませるために行われるものです。
人を操ったり、意識をなくさせたりすることもあります。
対して、催眠療法とは、あくまで『療法』であり、催眠状態のクライアント様の潜在意識に働きかけて、問題の改善や軽減につなげるものです。
決して人を操ったり、意識をなくさせたりするものではなく、施術中でも意識も判断力もあり、話をすることもできます。
催眠療法の効果として、トラウマの解消、ネガティブな思考や習慣の改善、人間関係の悩みの改善、モチベーションの向上、自己評価の改善、ストレス軽減、集中力向上、ダイエット、自己理解、自己成長等々があると言われています。そして、英国医師会、米国医師会からも有効な治療法として承認されています。
私も催眠療法で潜在意識にアクセスし、問題・原因を見つけることができ、信念・観念の書き換えをすることができました。
また、実際に受講生さんに施術を行い、考え方や行動が変わっていくところを見ると、催眠療法（ヒプノセラピー）には無限の可能性があると感じます。
現役トレーダーによる催眠療法・トレードコーチング
日本国内でも催眠療法を受けることができる場所が増えています。
しかし、トレードに関する悩みを解決するのであれば、実際に結果を出しているトレーダーが行う療法が良いのは言うまでもないと思います。
繰り返しになりますが、トレードには聖杯は無く、『自分の性格に合った期待値の高いトレードルールを、ルール通り淡々と実行する力』が必要になります。
それを妨げる感情・信念・観念を、カウンセリング・催眠療法によって書き換え、ルールを遵守できるようにしていきます。
トレードルールをお持ちでない場合は、私のルールをお伝えし、ルール通りトレードできるようになっていただき、さらにご自分の性格に合ったルールを一緒に作り上げていきます。
トレード指導もカウンセリング・催眠療法、自己催眠の習得も、もちろん個別のマンツーマン指導です。
なお、催眠には大きく分けて『他者催眠』と『自己催眠』があります。『他者催眠』とは他者から誘導されて催眠状態に入るもので、催眠療法はこちらにあたります。『自己催眠』とは、自分自身を誘導して催眠状態に入るもので、自分自身の潜在意識をコントロールできるようになります。
トレードの先にあるもの
多くの場合、お金を得たくてトレードを始めると思います。しかし、相場の世界では90％の参加者が負けると言われる通り、トレードで成功するのは簡単ではなく、その際のモチベーションをお金だけに求めると辛いと思います。
何のためにトレードをするのか、目的・目標を明確にし、お金を得た後のことをイメージできていると強いです。
お金の心配がなくなり、自由な時間を得ることができたら、あなたは何をされますか？
その場面を、将来像をありありとイメージしてみてください。
なお、『FXトレードコーチング』ということで、トレードを教える『ティーチング』のみならず、トレードの先もイメージした『コーチング』をさせていただきます。
なお、個人的には、トレードは人間的成長、学びの場として最高であり、人格形成に資するものと考えます。トレードは単なるマネーゲームと捉えられ、楽して儲かる世界と誤解されていますが、自分と深く向き合う必要があり、結果、自分を向上させる、精神的に成長できるものだと思います。
私にとって、トレードの先にあったものは『貢献・帰属』でした。
受講生様の人生をより良い方向へ向かうよう、お手伝いができれば、と考えています。
特長
完全個別指導
段階に合わせたトレード指導
性格・環境に合わせたトレードルール作成サポート
メンタルサポート
カリキュラム
目標設定
値はどう動くか？
相場参加者の心理
値が大きく動くポイント
トレードルール紹介
トレードルール作成
資金管理について
トレード記録の付け方
信念・観念の書き換え
自己催眠の習得
サポート内容
マンツーマンサポート
専用チャットを使用し、チャットで応対（回数無制限）
トレード記録へのチェック＆アドバイス
スカイプ面談
月2回 1回90分
対面面談（オプション：別途実費をお願い致します）
受講費用
4ヶ月間：398,000円
受講生特典
セミナー開催時、参加費無料
再受講割引：20％
継続サポート
月額9,800円
トレードトレード記録へのチェック＆アドバイス
スカイプカウンセリング・催眠療法割引（90分：10,000円）
自己催眠習得コース
8時間：80,000円
カウンセリング・催眠療法（単発：トレード以外も対応）
90分：20,000円